透析室Q&A医療法人社団翔未会TOP > 人工透析のご案内 > 透析室Q&A透析についてのQ&Aカーボスターとはどの様な透析液ですか?従来の透析液には酸性に傾いた血液をアルカリ性に戻すために「酢酸」が使用されてきました。しかし、この酢酸は嘔気・嘔吐、頭痛、血圧低下等の症状を引き起こすことも知られています。現在の透析液中の酢酸濃度はかなり低く設定されていますが、酢酸は少量でも心機能の抑制や血管拡張作用を有し、透析中の血圧低下を引き起こす原因になると考えられています。カーボスターは酢酸が含まれておらず、代わりに「クエン酸」が含まれております。カーボスターの効果については、様々な学会報告が挙がっております。・血圧安定(血圧が低下しにくい)・栄養状態改善・透析後の疲労感の軽減ウルトラピュア透析液とは何ですか?当院では、エンドトキシン捕捉フィルターという特殊なフィルターを透析液作成段階とベッド毎に装着しております。このような2重3重の防御により、エンドトキシンが測定感度以下にまで下がった透析液のことを「ウルトラピュア透析液」と言います。 エンドトキシンは体にどのような影響を及ぼすのですか?エンドトキシンが透析液に混入していると、透析膜を介して血液に侵入してしまう可能性があります。侵入した場合には、血圧低下や発熱、悪寒、ショックを引き起こす場合があります。 IHDF(間歇補充型血液透析濾過)とは何ですか?IHDFとは、透析液供給装置より送液される透析液を補充液として使用する血液透析濾過法です。IHDFを行うためには、細菌やエンドトキシンを測定感度以下になるまで清浄化する必要があります。その清浄化された透析液と生体適合性のよい高性能ヘモダイアフィルターを用いますので、炎症反応が起こりにくく透析合併症が起こりにくくなると言われています。 IHDFの効果はどのようなものですか?① 末梢循環不全の予防② 間歇的なダイアライザー洗浄による老廃物の除去能力アップ※老廃物とは「尿素窒素、リン、β2ミクログロブリン」などを指します。③ 血圧安定などの効果が期待されます。見学の流れはどのようになっていますか?見学をご希望の方は、事前にお電話ください。当日はスタッフが透析室の設備や治療の流れをご案内し、治療中の様子など丁寧にご説明します。指定範囲内であれば送迎のお手配も可能です。治療に関する疑問や不安があれば、スタッフが丁寧にお答えしますので、お気軽にご相談下さい。透析中はどんな事ができますか?読書、スマートフォンやタブレットの使用、各ベッドには無料でテレビをご覧いただける設備をご用意しています。またエルゴメーターを用いた運動や、フィラピーによる温熱療法も行っています。透析に来るときの持ち物は何が必要ですか?透析で着用するお着物(毎回同じ重さのもの)、枕に敷くタオル、ベッド用バスタオル、止血ベルト、タオルケット(冬場は毛布、電気アンカなど)、履物(スリッパは災害時の避難に適さないためご遠慮下さい)テレビ視聴される方はイヤホンのご持参もお願いします。旅行透析で来院される方は、止血ベルトなどの必要最低限の物品などをご持参下さい。どんな服装で来ればいいですか?シャント(血管アクセス)を出しやすい服装をお勧めします。腕まくりしやすい半袖、またはゆったりした長袖など。厚手で袖が上がりにくい服や、締め付けの強い服は血圧測定や治療の妨げになるためお控え下さい。冬場は羽織れる上着などご持参頂ければ快適に過ごせます。その他、ご不明な点はお気軽にお電話下さい。透析室責任者がしっかりとお答え致します。