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当院の取り組み

私たちが行うこれからの人工透析

現在、透析施設のほとんどで「きれいな水」、つまり、細菌がいなくて、エンドトキシンがない水による透析治療が行われています。それは当院でも同様で、様々な透析方法についても遅れをとることなく導入しています。
これらのことは、対応した機器を導入することで達成できるため、臨床工学の面からみると大きな壁ではありません。つまり、透析黎明期に比べて施設による「透析の質」に差がなくなったといえます。
では、つぎに進化させるものは何かと考え、私たちは、透析支援システムと各透析装置を連携し、記憶や演算処理など機械が得意なことはIT化しました。それによって、私たちは安全性の向上、手技の標準化、時間の省力化をすることができました。手技や記録を人力に頼っていたころと比べるとその効果は絶大です。
たとえば、時間の省力化については、一人のスタッフあたり1時間の時間を省力化することができています。

自動化で得られた時間

現在、透析施設のほとんどで「きれいな水」、つまり、細菌がいなくて、エンドトキシンがない水による透析治療が行われています。それは当院でも同様で、様々な透析方法についても遅れをとることなく導入しています。
これらのことは、対応した機器を導入することで達成できるため、臨床工学の面からみると大きな壁ではありません。つまり、透析黎明期に比べて施設による「透析の質」に差がなくなったといえます。
では、つぎに進化させるものは何かと考え、私たちは、透析支援システムと各透析装置を連携し、記憶や演算処理など機械が得意なことはIT化しました。それによって、私たちは安全性の向上、手技の標準化、時間の省力化をすることができました。手技や記録を人力に頼っていたころと比べるとその効果は絶大です。
たとえば、時間の省力化については、一人のスタッフあたり1時間の時間を省力化することができています。

私たちの目標

人工透析は社会インフラの安定と科学技術の発展があって成り立っています。日本において、それは全国どこへ行っても享受できるものとなっています。私たちは、水のきれいさや、透析方法を取り入れたことで満足することはありません。
私たちが目標とすることは、腎不全の患者さんが明日どうなるかもわからないという不安から、明日も来月も来年も元気でいることを実現することです。

クリーンな透析液へのこだわり

八柱腎クリニックの透析液は超純粋(ウルトラピュア)にこだわっています。
なぜ、当クリニックが超純粋(ウルトラピュア)にこだわっているかと言いますと、透析では、1時間当たり約30リットルもの大量の透析液を使用します。この透析液がダイアライザー内で半透膜(透析膜)を介して血液と接することで、血液中の老廃物や過剰水分の除去、電解質バランスの是正などが行われます。そのため透析液が汚染されていると、血液中に細菌やエンドトキシンが入り込んでしまう可能性が高くなります。エンドトキシンが血液中から体内に入ることで、炎症を引き起こしたり手根管症候群など長期合併症の発症の原因となることがあります。
これに対して、ウルトラピュア透析液を使用することで長期合併症の発症を遅らせるだけでなく、貧血や栄養状態の改善といった効果も報告されています。
つまり、透析液清浄化はより良い透析ライフには欠かせないものとなっているのです。
そこで、日本透析医学会などは、これら細菌やエンドトキシンを指標とした透析液の水質基準を定めています。
透析装置及び透析が供給される配管は洗浄・消毒は毎日行い、透析装置にもエンドトキシンカットフィルターを全台装備させています。
当クリニックはこの基準を満たし、常に安全な透析液をみなさまに供給しています。
※水質基準
細菌数
エンドトキシン
ウルトラピュア
0.1CFU/ml以下
0.01EU/ml以下

メンテナンス

当クリニックでは透析機の部品交換(オーバーホール)を5年に1回、3年ごとに点検を行っています。部品が消耗する前の交換を心掛けています。また、RO装置や透析液作成機の点検も2~3ヶ月の日程で行っています。
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